2021年4月14日
市、および州レベルで協同組合開発責任者の地位を義務付け
ドゥテルテ大統領は、
各地方自治体に協同組合開発担当官(Cooperative Development Officer)を任命・配置を義務付ける法律に署名。
協同組合開発担当官は、
国の機関である、協同組合開発局(Cooperative Development Authority)のサービスを、
現場で実働する担当官になります。
フィリピンでは、すべての州、市、町が設置(任命)しなければいけない地方任命官を規定しています。(右図)
地方任命官は、各自治体の議会の同意に基づき、首長から任命されることになっていて
地方任命官の要件は
①フィリピン国民であること
②当該自治体の住民であること
③誠実な人格であること
④専門分野において、一定の資格(学位や国家資格等)を得ていること
⑤当該分野における一定の業務経験を有すること
が、フィリピン地方自治法で定められている。
なお、財務官(Treasurer)は、地方財政の要職になるため、
首長が推薦する3名のリストから財務長官(Secretary of Finance)が任命する。