2021年4月20日

イベルメクチンは動物用?

元大統領エストラーダ(エラップ)が、

コロナ感染症にかかり、入院をしていますが、

エラップの担当医師の発言が注目を浴びています。

“that is only for animals”(それは動物用だ)

エラップの治療に際して、

担当医の間で方針等の議論が繰り返されているようですが、

そのうちの一つは、どの薬を使用するか?の様です。

Lianhua Qingwen (インフルエンザ治療に使われる中医薬)

Leronlimab (HIV治療薬として開発中)

Remdesivir,  (エボラ出血熱の治療薬として開発されていた抗ウイルス薬)

などの、薬剤に加えて

牛や豚などの動物に使用する抗寄生虫薬イベルメクチン(ivermectin)の使用も検討されました。

その際、担当医師は「that is only for animals”(それは動物用だ)」と言い、

イベルメクチンの投与はされなかったようです。

イベルメクチンは、FDAが、先に、人道的使用に限って許可をしていて、

上院議員のフアン・ポンセ(97歳)もイベルメクチンを投与された一人ですが、

FDAが、”使用許可の決定は困難だった”と言われている薬剤です。

エラップの息子は、

「医師の判断に従うしかない。」と言い

医師にすべてを任せたようです。

ちなみに、LianHua QingWenも使用されていないが、

レムデシビルをはじめ、複数の薬剤が投与されたと息子は話しています。

(There were a lot of medicine given to my father so I cannot credit which one helped him survive.)

今月初旬に、コロナ検査で陽性になり入院をしたエラップは、

その後、肺の感染症を患い、ICUに入りましたが、

現在は、一般病棟に戻っているようです。

担当医師は

「気管挿管されて(重症の状態)から回復する確率は、他の病院では54%だが、当病院では75%だ。」と言っていて、

息子は

「父に気管挿管されたときは、我々家族は泣き崩れる寸前だったが、

 今は、父が75%の一人になる事を祈っている。

 みんな、知ってるでしょ。父は戦う男だから。」

戦う男”エラップ”は、4月19日に84歳の誕生日を迎えました。

Sourced from 'It's for animals': Doctors refuse to give Erap ivermectin, says Jinggoy