2021年4月22日
49万5千回分のスプートニクVが到着する予定
コロナ専門委員会のCarlito Galvez Jr.最高責任者(ワクチン担当)は、
今月(4月)中に、ロシアからスプートニクV 49万5千回分が到着すると発表。
第一陣1万5千回分は4月25日にフィリピンに到着し、
タギッグ市の治験で使用される予定です。
スプートニクVの第二陣48万回分は、4月29日到着。
同じ日には、中国シノバック製ワクチン(CoronaVac)50万回分も到着予定です。
Galvez Jr.最高責任者は、
「今日も、午後5時55分に、50万回分のシノバック製ワクチン(CoronaVac)が届き、
さらに、月末までには、
COVAX(WHOが主導するワクチン共同購入・分配の国際枠組み)から、19万5千回分のファイザー製ワクチンが届く予定。」
とワクチンの調達計画を説明した。
政府の調達計画では、5月に、
・200万回分のスプートニクV、
・200万回分のシノバック製ワクチン(CoronaVac)、
・モデルナ製の第一陣19万4千回分
6月には、三か国(者)協定で民間企業が購入を計画している
・250万回分のシノバック製ワクチン(CoronaVac),
・200万回分のスプートニクV、
・130万回分のアストラゼネカ製ワクチン
を含めて、約7~800万回分のワクチンの備蓄を予定している。
また、COVAXからは、5月から6月の間に、
・240万回分のファイザー製ワクチン
・400万回分のアストラゼネカ製ワクチン
が供給されると期待している。
スプートニクスVについては、
モスクワにある医療研究機関(ガマレヤ記念国立疫学・微生物学研究センター)の発表では、
ワクチンの有効性は97.6%と言われています。
フィリピンでは、本日までに、
約100万人の医療従事者、約18万人の高齢者、そして約21万人の基礎疾患のある方を含む約139万人が1回目の接種を受けていて、
内、約21万人の医療従事者が2回目の接種を終えています。
フィリピンは、コロナワクチンの接種率で、
東南アジア諸国のなかで、シンガポール、インドネシア、ミャンマーに次いで4番目、
アジア地区では、47か国中15番目、
全世界では、188か国中42番目となっている。
『全国的にワクチン接種が進めば、5月、または6月には、東南アジアで、3番目、あるいは2番目になるだろう。』
と、Galvez Jr.最高責任者は話しています。
ワクチン調達だけでなく、ワクチン接種がスムースに進む事を願うばかりです。