2021年5月3日
パッキャオがバイデン大統領にお願い
フィリピンが誇るボクシング界のヒーロー、マニー・パッキャオ上院議員が
国民のために動いています。
ワクチンの手配が遅れている事が気になっているパッキャオ上院議員は、
フィリピンが発注しているモデルナ製ワクチン2000万ショット分を
大至急、出荷するして欲しい。
と、米国バイデン大統領に訴えています。
パッキャオ上院議員は、
John Law駐フィリピンアメリカ代理大使を通して、4月10日に送ったレターの中で、
コロナ感染者の急拡大によって、フィリピンは今、切迫した状況にある事を伝えた。
最新の情報では、モデルナの第一便は、6月に到着予定です。
パッキャオ上院議員は、バイデン大統領への手紙のなかで、
フィリピン国民、またフィリピノーアメリカンコミュニティーを代表して、
発注済の2000万ショットすべてではなくても、
たとえ半分の1000万ショット分でも前倒しで出荷してもらえると、たくさんのフィリピン人を救うのに、大いに役立つ。
と、丁重にモデルナ製ワクチンの出荷を前倒しして欲しいと要望。
John Law在フィリピンアメリカ代理大使からは、
4月22日に、バイデン大統領の執務室に手紙を転送したとの回答と共に、
在フィリピンアメリカ大使館は、コロナウィルスの感染拡大の防止、患者への対応、ワクチンの入手に関して、
友達であり同盟国であるフィリピンをサポートできる事を誇りに思う。とのコメントが発表されています。
パッキャオ上院議員によると、
バイデン大統領との直接のコンタクトは無いが、
Jose Manuel "Babe" del Gallego Romualdez在アメリカフィリピン大使やフィリピン系アメリカ人が
パッキャオ上院議員の要望を、バイデン大統領に届ける事に協力しているようです。
オンラインインタビューで、
“今回の行動は、ドゥテルテ大統領は知っているのか?”との質問に対して、
パッキャオ上院議員は、
「大統領が第一ではない。国民が必要としている事に対して、迅速に行動する事が必要だ。」
と回答。また、
「2011年に、当時のバイデン副大統領に会っているので、
バイデン大統領は、我々を助けてくれるだろう。」
と期待を示した。
パッキャオ上院議員のストレートパンチが、バイデン大統領を動かす事を期待したい。