2021年5月17日
交通整理員を1,000人新規採用
メトロポリタン・マニラ開発局は、
シニア従業員(60歳以上)に早期退職を奨励し、新規で、約1,000人の交通整理員を採用しました。
ただ。。。
Benhur Abalos Jrメトロポリタン・マニラ開発局局長は、
「1月に、コロナ対策による移動規制の期間中に自宅待機となっていた従業員を現場に復帰させようとしたとき、
約1/4はシニア(60歳以上)だった事に驚いた。」
と話しています。
また、若い従業員だけでは、現場に配置する十分な人数を確保できなかったため、
直ぐに、1,000人程度の新規採用を実施したようです。
メトロポリタン・マニラ開発局が公表しているデータでは、2,187人の従業員が登録されていますが、
そのうち約1/4はシニア(60歳以上)だという事のようです。
Benhur Abalos Jrメトロポリタン・マニラ開発局局長は、
シニア従業員に対して、早期退職を奨励するとともに
「欠員採用に当たっては、早期退職するシニア従業員の経済的ダメージをやわらげるため、彼らの親族を採用する」
と伝えたそうです。
60歳過ぎまで、現場(公道上)で
「ゆすり」や「たかり」を繰り返していたシニア従業員に対する交代要員が
その子供や親戚などの親族。。。
「ゆすり」や「たかり」が無くなるのか?
あるいは、伝家の宝刀として継承されるのか?