ドリッパーの違い


コーヒーをハンドドリップで淹れる時に使用するドリッパー。

それぞれ、形状が違いますよね。

どうしてだろう?っと、気になった事ありませんか?

ドリッパーは、それぞれに、目的(どのような味を求めるか)が違うので、

自分が飲みたい味に合わせたドリッパーを選択する必要があります。

harioV60.jpg

ドリッパーには、大きく、下記の4種類があります。

・ハリオV60

・メリタ式

・カリタ式

・コーノ式


①ハリオV60

Himawari Coffeeでも使用しているドリッパーです。

円錐形の形をしていて、内壁に、スパイラル状のリブがあります。

ハリオV60は、『お湯を積極的に外に出す』事を目的に設計されています。

ドリッパーにセットされたフィルターをお湯で濡らすと分かりますが、濡れたフィルターは、リブによって、

内壁にペッタリと付かないようになっています。

そのため、フィルター内にドリップされたお湯は、フィルターの下部だけでなく、

フィルターの側面のすべてから、ドンドンと外に出ていきます。

したがって、ドリップされたお湯がコーヒー豆に接触している時間が短く、

コーヒー豆の美味しい部分だけが抽出されてフィルターの外に出ていきます。

また、抽出時間も早くなります。

スペシャルティーコーヒーでは、コーヒーの抽出率は18~22%となっています。

これを達成できるのが、ハリオV60になります。

ハリオV60で抽出されたコーヒーの味は、余分なモノが抽出されないので、

すっきりとしたクリアーな味になる傾向があります。