2021年5月26日

フィリピン”初”のセルフレジ

アラバンにあるEVIA Lifestyle Centerに、

フィリピンで初めてスーパーマーケットのセルフレジが登場したそうです。

CNNフィリピンがリポートをしています。

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最近、日常品の買い物は、

買い物客の安全等を考慮して対策が増えてきていますね。

コロナ感染拡大によるロックダウンの初期のころは、

食料品店は、店内での密を避け、お客さんと店員のふれあいを限定できるように、

人手で入店客数の管理をしてました。

一方、世界では、テクノロジーを駆使したスーパーマーケットもあったり、

従来型のお店が、MetroMart やCoop Grocerのように、オンラインショップをはじめたりしています。

そしてフィリピンにも、ついに、“セルフレジ”が登場しました。

コロナのパンデミックにより、

セルフサービスが、新しい形として主流となり始めているなか、

レストランのメニューは電子化され、QRコードで読み込むことができます。

銀行は、顧客に対して、セルフ運用型のターミナルを使うように推奨しています。

ホテルは、セルフチェックインシステムを強化しています。

コーヒーのチェーンショップは、顧客自身が支払い用のカードを端末にスワイプする事を標準化しています。

そして今、フィリピンでは、セルフチェックアウトの新しい時代が始まりました。

セルフチェックアウトカウンターは、

(バーコードの)スキャン、(お金の)支払い、そして(購入品の)パックの3つのステップに従うだけの、

とてもシンプルなシステムです。

バーコードは、瞬時に読み取りができ、

支払いは、デビットカードやクレジットカードなどをPayMayaを通して

キーボタンを数回押すだけで完了します。

サイズごとに分けられた紙袋は、カウンターの下に準備されています。

箱が必要であれば、リクエストすれば提供されます。

スキャンして、カードをスワイプし、そして荷物を紙袋に収めるだけの買い物は、

対応の遅いレジ打ち店員にイライラしたり、

意味もなく長い時間を待たされることからも解放されます。

もう1年以上も、一人で買い物をしてきけど、

セルフレジは、一人で買い物をする楽しさや満足度があがります。

また、セルフレジは、

買い物のために外出する時間の短縮にもなります。

私の2回目のセルフレジでの買い物は、

健康申告チェックシートの記入などの時間を含めても

鶏肉、洗濯用洗剤、調味料、消毒用アルコール、電池、そしていくつかの女性用製品を含め、

全10アイテムの購入は、急ぐことなく、たった15分で済みました。

買い物を終えて外に出るとき、

私と同じ時間に入店したお客さんは、まだ、通常のレジに並んでいました。

セルフレジには、大きな手順が掲載されていて、

モニターの上には、詳細な手順も掲示されています。

また、セルフレジは、カスタマーサービスの目の前に位置するので、

スタッフの方々も、お客さんの動きに気を留めています。

お向かいのセルフレジを使用されていた年配の方は、

ガードマンから丁寧に教えてもらいながら商品のスキャンをしていました。

セルフレジは、既存のレジを変更するためではないですが、

他人の手を煩わせたくない人や、急いでいる買い物客に

支払い方法のオプションを提供しています。

セルフレジは、特に、デジタル世代には、とてもリラックスした買い物となります。

Sourced from The Philippines just got its first grocery self-checkout counter