2021年5月28日
ダバオはフィリピンのカカオの首都
ドゥテルテ大統領は、
ダバオ市を「フィリピンのチョコレートの首都」
ダバオ地方全体を「フィリピンのカカオの首都」
とする法律に署名しました。
この法律は、
フィリピン産品の輸出量を押し上げる可能性のあるカカオを、
農村地方開発の重要な産品として認識するために制定されたようです。
フィリピンで最大のカカオ生産地であること、
そして、日本や欧米のチョコレートメーカーが、フィリピン産カカオ求めているなかで
重要な貢献をしている事を認めて、ダバオ地区を、カカオの首都と宣言しています。
フィリピン統計局のデータでは、
ダバオには、2万ヘクタール以上のカカオ生産の用地があり
フィリピンのカカオの年間生産量の78.76%が、ダバオ産となっているそうです。
また、他の地方政府が、ダバオのカカオ産業を見習って、地方活性化につながる事も期待されています。
ダバオのカカオ産業は、これまで、国際的な品評会で賞を受け取っていて
例えば、Malagos Chocolate社は、
2017年にロンドンで開催された品評会で、上位入賞をしたのをはじめ、
2019年には、7つの賞を受賞しています。
種子からチョコレートまでのトレサビリティを売り物にしているAuro Chocolates社も、
複数の賞を受賞しています。
フィリピン産カカオ、チョコレートって、世界的に認められているんですね。