フィリピン気象庁は、
マニラ首都圏を含むフィリピン西岸地区の雨期入りを
正式に発表しました。
フィリピン気象庁のVicente Malano予報官は、
「過去5日間に、広範囲にわたって雨が観測されたが、
南西モンスーンが優位になり、断続的に雨が降り、
乾季と雨期の違いとなるタイプ1の気候となったためで、
マニラ首都圏も雨季の範囲に入ってきた。」
と語っています。
Malano予報官はさらに、
今後2カ月は、平年よりも多めの雨が降る可能性がある。と警告を発しています。
また、雨が一時的に降らない時期が数日、あるいは数週間発生する事もある。と述べています。
雨を降らせる南西モンスーン(季節風)は、
台風3号(ダンテ)の通過により誘発されたようです。
気象庁は、今後、
6月は、2~3個の台風が、
7月は、2~4個の台風が
フィリピン域内を通過すると予想しています。
雨は降らないと困りますが、降れば、あちこちで洪水が発生。
今年も、大変なシーズンがはじまりましたね。