2021年6月5日

雨季に突入しました。

jeepny in flood.jpg

フィリピン気象庁は、

マニラ首都圏を含むフィリピン西岸地区の雨期入りを

正式に発表しました。


フィリピン気象庁のVicente Malano予報官は、

「過去5日間に、広範囲にわたって雨が観測されたが、

 南西モンスーンが優位になり、断続的に雨が降り、

 乾季と雨期の違いとなるタイプ1の気候となったためで、

 マニラ首都圏も雨季の範囲に入ってきた。」

と語っています。

Malano予報官はさらに、

今後2カ月は、平年よりも多めの雨が降る可能性がある。と警告を発しています。

また、雨が一時的に降らない時期が数日、あるいは数週間発生する事もある。と述べています。

rain with dog.jpg

雨を降らせる南西モンスーン(季節風)は、

台風3号(ダンテ)の通過により誘発されたようです。

気象庁は、今後、

6月は、2~3個の台風が、

7月は、2~4個の台風が

フィリピン域内を通過すると予想しています。


雨は降らないと困りますが、降れば、あちこちで洪水が発生。

今年も、大変なシーズンがはじまりましたね。

Sourced from PAGASA declares start of rainy season