2021年6月12日
フィリピン123回目の独立記念日
本日は、フィリピンの独立記念日ですね。
フィリピンの独立記念日は、
1898年6月12日に、エミリオ・アギナルドがカビテ州のカウィト町で、スペインから独立宣言を行った日としています。
が。。。しかし、
実は、この独立宣言の3か月後に、
旧宗主国のスペインが、2000万ドルでアメリカにフィリピンを売却したため、
スペインの統治の独立から新たにアメリカの植民地になり、
それから、40年間はアメリカの植民地となっています。
その後、1943年10月14日に、2回目の独立宣言、
そして、1946年7月4日に3回目の独立宣言をして、現在に至ります。
当初は、7月4日が独立記念日でしたが、
1964年から、現在の6月12日に、独立記念日が戻っています。
現在のフィリピン国旗は、6月12日に1回目の独立宣言をしたアギナルド氏のデザインと言われていて
それぞれの色には意味があります。
白色・・・平等・友愛
青色・・・真実・正義
赤色・・・愛国心・勇気
太陽は自由を表していて、
周りを囲む星はルソン、ビサヤ、ミンダナオ、ビサヤの島を表しています。
ちなみに、戦争が起こると、その戦争の期間中は国旗の上下をひっくり返し、赤色を上にして掲揚します。
そんな事がない事を祈っていますが。。。