2021年8月23日
初の抗デング熱薬!?
フィリピン科学技術省は、
フィリピン発の抗デング熱薬の使用に関しての第一段階の試験が終了し、良い結果が得られたと発表しました。
オンラインで行われたフォーラムの中で、フィリピン科学技術省のFortunato Dela Pena大臣は、
科学技術省と地元のスタートアップ企業は、
今年中に、画期的なハーバルで作られた抗デング熱薬を立ち上げる準備をしている。と発表しました。
このプロジェクトは、科学省の外郭団体PCHRDが資金を拠出しています。
科学技術省傘下の産業技術開発研究所は、
Biosafety+2レベルの施設を建設するプロジェクトは、まもなく始まるでしょう。
「これは、デング熱のワクチンや治療法に対して、
国家として目標を達成するための努力に対応する
初めての重要なステップになるだろう。」
とFortunato Dela Pena大臣は話しています。
また、科学技術省研究開発のDr. Rowena Cristina Guevara次官は、
この薬は、動物を使用して、急性と亜慢性毒性試験を実施した、安全な3つのハーブを使って開発された。
と話しています。
フィリピン保健省のデータでは、
2020年に83,335人のデング熱患者が報告されていてうち324人が亡くなったそうです。
2021年1月から4月の感謝数は21,478人の患者が報告されていて、昨年の同期間と比べて56%のダウンとなっています。
一度、デング熱に罹患した立場として、
早く、抗デング熱薬が発売されることを、物凄く心待ちにしています。