ケソン市の雑貨店で、レジ係が、
客を装った男に両替の手口で被害にあった状況が
ビデオで公開されました。
雑貨店のオーナーは、以前に、
彼自身も被害にあった同じ犯人だと言っています。
容疑者の手口は、まず、P1000札をバッグから取り出し、支払いをします。
レジ係がP1000札を受けとったところで、バッグからコインを取り出し、商品の代金分を払い、
先に払ったP1000札を返却するようにレジ係に依頼。
このタイミングで、バッグからP100札を取り出し、右手に隠しておきます。
レジ係がP1000札を返却すると、“左手”で受取り、すぐにバッグに入れ、
その後、“P100札を持っている右手”で購入した商品を受け取ります。
が、このタイミングで、自身がP1000札ではなく、P100札を持っている事に気づいたふりをして、
レジ係に、返却された札は、P1000ペソではなくP100ペソ札じゃないか?と苦情を出し
P100ペソ札をP1000札に変更してもらうという流れです。
レジ係のElyza Galagarさんによると、
容疑者の男は、金額が違うと苦情するだけでなく、
大声で、
「俺はそんな事(詐欺)はしない。俺はそんな男じゃない。」
と、Elyzaさんを怒鳴りつけたそうです。
後ろに並んでいるお客さんがいたので、Elyzaさんは、男にP1000を渡したそうです。
雑貨店のオーナーは、何が起こったのかを理解しているので、
レジ係のElyzaさんに、損失を請求はしていません。
同じような手口で、近隣の雑貨店でも被害の報告があるようです。
防犯カメラに撮られている事は分かってないのかな?
だとしたら、詐欺師として失格ですね。