2021年12月2日
フィリピン人は正直者?!
正直者のフィリピン人の話題を2つお届けします。
①落とし物の4万ペソを返却(ツゲガラオ)
ツゲガラオのショッピングモールで清掃員として働いているRio Billionesさんが、
清掃中に、通路に落ちていた4万ペソを、カスタマーサービス部に持ち込みました。
カスタマーサービス部が、CCTVの動画を確認したところ、
自転車店のオーナーJohn Carlo Cabbuagさんの兄弟Loreto Sammy Cabbuagさんが落とした事が判明。
Loreto Sammy Cabbuagさんによると、
John Carlo Cabbuagさんの店の売上で、銀行に預ける予定だったが紛失してしまった。と話しています。
Cabbuag兄弟とショッピングモールのマネジメントは、Rio Billionesさんの親切さと正直さを賞賛しました。
②空港の清掃員が落とし物の1万米ドルを届ける
ニノイアキノ国際空港で清掃員として働くJhun Telewikさんは、
清掃中に、待合室の椅子に置き忘れられた1万米ドル(約50万ペソ)の入ったバッグを見つけました。
1回目はそのままにしておいたが、2回目の掃除の時に、バッグがそのままの状態だったので、
空港職員の協力を得て、館内放送で持ち主への呼びかけをしました。
館内放送の呼びかけに対して、持ち主が現れなかったので、
Jhun Telewikさんは、バッグを、空港の遺失物センターに届けました。
遺失物センターで中身を確認したところ、多額の現金が入っている事が確認されましたが、
バッグには、持ち主を特定するIDなどが無かったため、
空港職員は、航空会社に依頼をし、持ち主と思われる方の捜索をしました。
翌日、バッグの持ち主の息子が現れ、バッグの持ち主であることの証明書を提出し、バッグを受け取りました。
その際、お礼として、Jhun Telewikさんに100米ドルを渡しました。
Jhun Telewikさんは、2017年から、清掃員として空港で働いています。
マニラ国際空港のEd Monrealジェネラルマネージャーは、Jhun Telewikさんを賞賛しています。
こういう優しい、正直なフィリピン人が増える事を願うばかりです。